校内の被服室前の壁には、「不織布」についての記事が掲示してありました。
そもそも不織布の定義は「繊維状構造物で接着剤や科学的に機械的に繊維を絡ませたり、くっつけたシートやバット状のもの」だそうです。
素材はナイロンやアクリル、ポリエステルなどの化学繊維だけ?と思いますが、コットンや羊毛、シルクなど天然素材も含まれます。
織らない布=不織布となりますので、織ったり編んだりしないで、水の圧力で絡ましたり、接着剤でくっつけると不織布になるそうです。
では、マスクにしたときにウイルス等にどのような効果があるのでしょうか。
マスクの素材や、人と人の距離感等によって、マスクの効果には違いが生まれますが、マスクの素材は、不織布マスクが最も高い効果を持ちます。
また、マスクのフィルターの性能や布の厚さなどによっても差が出ます。相手のウイルス吸入量を減少させる効果より、自分からのウイルス拡散を防ぐ効果がより高くなると厚生労働省は伝えています。
あらためて、「不織布マスクの効果」を確認して、感染予防に努めていきましょう。