5限の授業を参観して回りました。
1年生の教室に行くと、数学の授業では先日のテストが返却され、模範解答とタブレットを使い、答えの確認をしていました。美術は教科書を使い、色を丸く並べた色相環を見ながら、明度や彩度について学習をしていました。英語の授業はスピーチのテストの練習をしていました。自教室や廊下、学習室に分かれて思い思いに練習をしていて、それがとても楽しそうでした。
音楽室からも音が聞こえてきたのでのぞいてみました。
3年生の「ブルタバ(モルダウ)」の鑑賞の授業でしたが、何気なく、生徒が書き込んでいるプリントを見て驚きました。記入用の枠に、小さな字でびっしり書いてあるのです。それも、一人や二人でなくほとんどの生徒が、感じたことや考えたことを枠一杯に書いているのです。
曲を聴いて、自分で感じたり、考えたりしなければ書くことはできません。そして、感じたこと、考えたことを自分の言葉で表現する力も必要です。これは音楽だけでなく、どの教科にも必要な力、求められる力です。3年生がこれまで頑張って力を付けてきたことを思い、良い姿を見ることができてとても嬉しく思いました。