今日の4限は、3年2組が音楽室で合唱祭の練習を各パートごとに分かれて行っていました。合唱曲の「心の瞳」は坂本九さんの曲です。
この曲はファンの前では歌われる事の無い、幻の曲となりました。九さんは、今まで自分の曲を家族に聴かせた事が無かったそうですが、この曲を、真っ先に家族に聴かせたそうです。
歌詞の一節では、「いつか若さをなくしても 心だけは決して変わらない絆で結ばれている。」とあります。この曲に込められたのは「家族への想い」でした。
それから4ヶ月後....1985年8月12日 日本航空機123便墜落事故により、坂本九さんは帰らぬ人となってしまいました。
そして同年、ある中学校教諭が合唱曲に仕立て、多くの学校で合唱曲として今でも親しまれています。
この曲を聞くと、「家族に対する深い愛情」を感じ取れると思います。ぜひ、3年生の皆さんに「家族」へ届ける素晴らしい歌声を聞かせてほしいと楽しみにしています。